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【ラノベ】 銀色ふわり (電撃文庫) [ラノベ]

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小説『銀色ふわり』を読みましたので、その感想など。
この本は他のブロガーさんがレビュー()
をしていて面白そうだなと思っていました。

読んでみて、かなり面白かったです。
クライマックスでは泣きそうになるくらい涙腺を直撃しました。
続編が出るような感じなので楽しみです。

う~ん、困った。
原稿を書くのがこんなに難しいとは。
どうやったらこのお話をうまくまとめられるのか。

「対外的に閲覧数を伸ばすために素晴らしい記事を書こう」
とか、そういうのではなくて(というか、それは不可能なので)
「納得のいく形で書いてみたい」
という単なる自己満足なんですけどね。

前評判を軽く調べて、どんなお話なのかは大雑把に知っていました。
しかし、読んでみるとそのとき受けたイメージとは違いました。

確かにこの作品には脳神経・認知・映像・光学といった
科学的でSFな要素が出てきます。

ですが、このようなディテール(設定)には
あまり注目しなくてもいいかもしれません。
メインとなるのは二人の人間です。




少年の名前は春道。
悲しみと孤独を背負う少年です。

達観、諦観といった単語が当てはまると思います。

少女の名前は銀花。
悲しみと孤独の中に生まれた少女です。

清楚、可憐といった単語が当てはまると思います。

二人の男女は、偶然にも出会い
二人だけの世界で仲良く暮らしますが
その仲良しは上辺(うわべ)だけの虚構でした。

悲しみという感情をどう処理してよいのか分からない。
人に助けを乞う方法も分からない。
人に甘える方法も分からない。

それはあまりにも残酷な温もりの喪失。

心を閉ざし、自分の中に溜め込む悲しみと苦しみ。
人に迷惑をかけちゃいけない。
人の負担になってはいけない。

二人とも同じでした。
境遇は違っても、抱えているものは同じでした。
想像を絶するような孤独と悲痛だったでしょう。

そのことに気づいた春道くんは
狂おしいほどに銀花さんを救いたいと願いします。
その目に決意の強さが見てとれます。

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二人は全てをさらけ出し
触れ合い、溶け合います。

それは美しく、強く、そして儚い絆。
いつか訪れる別離という名の運命。

がむしゃらに”生”にすがりつき、
いつか来る消失に怯え
恐怖から逃れようとする銀花さんは
ただただ、いとおしい。

この二人の関係は”恋愛”以上の深いつながりだと思います。
友情より上は愛情。
では、愛情より上とは何でしょうか。

私は”救済”と名付けたい。




最後に、銀花さんの可愛さと残った謎について少し。

ぬいぐるみをいじくる銀花さん。
お風呂に行くときは小さな袋を抱える銀花さん。
不恰好になってしまった料理にはにかむ銀花さん。

どれをとってもカワイイですねぇ。

3人目の監視者とは誰なのか。
フィリスはその後どうなってしまったのか。

続編が出るなら明らかになるのでしょうか。


銀色ふわり (電撃文庫 あ 13-23)

銀色ふわり (電撃文庫 あ 13-23)

  • 作者: 有沢 まみず
  • 出版社/メーカー: アスキー・メディアワークス
  • 発売日: 2008/07/10
  • メディア: 文庫



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コメント 4

Lunamaria

◆ kaz777 さん
◇ niceありがとうございます
by Lunamaria (2008-08-22 20:10) 

Lunamaria

◆ 骸 さん
◇ niceありがとうございます
by Lunamaria (2008-08-22 20:10) 

「直chan」

 銀色ふわり…読まれたんですね。

>原稿を書くのがこんなに難しいとは。

 確かに、感動を、文書で表現するのは、難しいですよね。私は、誰かに、伝えたいという気持ちだけで、書いていますが、何となく客観的というか、淡々とした内容になってしまいます。それだけに、参考にしていただけたのは、とても嬉しいです。Lunamariaさんの丁寧なレビューで、感動が蘇ってきました。続編は、どうしても悲観的に思えてしまいますが、明らかになっていない謎や、研究の成果によっては、いい方向に傾くかも知れませんね。
by 「直chan」 (2008-08-22 22:22) 

Lunamaria

◆ 「直chan」 さん
◇ nice & コメントありがとうございます

> 確かに、感動を、文書で表現するのは、難しいですよね。

私は場当たり的に思ったことをぽつぽつと書いてしまい
全体としてまとまりに欠ける傾向があるので
拙(つたな)い文章でお恥ずかしい限りです。

> 続編は、どうしても悲観的に思えてしまいますが、

春道くんなら絶望的な運命も打破できると信じています。
そして、銀花さんも自分の感情を吐露できるほどに”強く”なったので
自分から進んで運命に挑んでもらいたいです。
by Lunamaria (2008-08-23 19:22) 

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